ウーロンゴン大学(University of Wollongong)はニューサウスウェールズ州ウーロンゴン市にメインキャンパスをもつオーストラリアの総合公立大学です。学生数は海外キャンパスを含め約33,000人、うち14,000人以上は約70ヶ国からの留学生で非常に国際色豊かです。
オーストラリア国内で上位10位内に位置し、また国際的評価も高く下記の権威ある世界大学ランキングではいずれも上位2%以内です。
- QS世界大学ランキング 2025年 167位
- 上海交通大学 世界大学ランキング 2023年 201-300位
- Times Higher Education世界大学ランキング 2024年 201-250位
なおTimes Higher Educationの「創立50年以内の大学」のカテゴリー(2024年)では、世界16位に輝きました。
またオーストラリアの大学ガイド誌「The Good Universities Guide」では、当大学は講師の質の部門で最高の5つ星を獲得しています。
1951年に設立された同大学では、人文学・社会科学部、ビジネス・法学部、工学・情報科学部、科学・薬学・医療学部からなる4つの学部で様々なコースを提供しています。
また、アメリカ、ヨーロッパ、アジア各国の数多くの大学と交換プログラムを実施しており、その中には以下の日本の大学も含まれています。
日本の提携大学
- 上智大学
- 青山学院大学
- 愛知県立大学
- 同志社大学
- 大分大学
- 専修大学
- 信州大学
- 関西学院大学
- 小樽商科大学
- 桜美林大学
- 神戸大学
- 広島修道大学
- 近畿大学
- 電気通信大学
- 東洋大学
教育学部について
教育学部(School of Education)は1984年に人文学部教育学科と、教育研究所が合併し誕生しました。以後、学部は急速に成長し、現在では60名以上の専門の教職員、2,000名の学生が在籍しており、教員養成の学部・大学院のコースと、さらに高等なプログラムの博士課程を擁しています。教員の多くは各専門分野の現役研究者です。ウーロンゴン大学の教育学部は、連邦政府による教育機関の評価サイト Quality Indicators for Learning and Teaching (QILT) において、ニューサウスウェールズ州内でトップ(2024年度)に選ばれています。教育学部の学部・大学院では、新任教員の教育分野として、幼少期、小学校、中・高校、科学、数学、体育等をカバーしています。NSW州教育訓練省と密接なつながりを持ち、大学院レベルの研究や学部生向けの学習内容などをより進歩させるべく、サポートを受けています。中でも、通信教育については、その開発に積極的に取り組み、毎年200名以上の学生がこの制度を利用してTESOLを学んでいます。