01. どの単位が認定されますか?

Graduate Diploma in TESOL と Master of Education TESOL はオーストラリアや海外で成人の言語教育をおこなうのに必要な資質を身につけさせるコースです。Graduate Diploma in TESOLとGraduate Certificate in TESOL のコースを選択する際は、事前に就業先に必要な実習科目について確認してください。オーストラリアでは、成人に対する言語教育を行う場合には、TESOL(英語教授法)の専門資格に加え、 教員資格が必要です。Graduate Diploma in TESOLとMaster of Education はすでに教員資格を持っている小・中・高校の先生に対して、ESL教育のための専門資格としても認定されます。

02. コースはオーストラリア国内で教えることに特化されていますか?それとも海外でですか?

プログラムは両方に対応しており、単位の取得により選択できます。その対象は小さな子供、中高生、成人、オーストラリアや国外、さまざまです。TESOL (Teaching English to speakers of other Languages)の範囲は、外国語としての英語;EFL (English as a Foreign Language)や第二母国語や追加言語としての英語; TESOL (English as a second or additional language)、どちらにも及びます。

03. 試験や課題、評価はありますか?それらはどのように行われますか?

課題は科目により、教育実習のポートフォリオ、ディスカッション、評価シートやエッセイなどがあります。教室での試験はありませんが、自宅で行う試験があります。三日間で解答しチューターや事務局に提出します。課題の詳細についてはコース概要で確認してください。

04. TESOLのプログラムはすべてキャンパス外で履修できますか?

通信制の学生はキャンパスの授業に出席する必要はありません。もちろんスタッフやチューターと話をしに来てもかまいません。半数以上の学生はオーストラリア国外から履修しています。

05. チューターやほかの学生とはどのように連絡を取りますか?

チューターやほかの学生とはメールや電話で気軽にコンタクトを取ることができます。チューターは頻繁に大学ホームページ上の授業サイト”Moodle”でチャットやグループ討論を開催しています。また、チューターは同じ科目を履修するほかの学生とコミュニケーションが取れるようサポートしてくれます。

06. 受講するにはどうすればよいですか?

希望するコース等が決まったら、必要書類をそろえて出願します。
出願に関する詳細は、こちらでご確認下さい。

07. 申込に必要な書類は何ですか?

ウーロンゴン大学TESOL通信教育への申込書、最終学歴の大学での成績証明書(英文)、英語の能力証明書(TOEFLまたはIELTS)などです。詳しくはこちらでご確認下さい。

08. どの科目をどんな順番に履修すればよいですか?

各コースの履修科目についてはこちらをご参照ください。
履修のタイミングについては、履修登録の際にProgram coordinatorにご相談下さい。

09. 1科目を修了するにはどれくらいの期間が必要ですか?

各科目は1学期、約15週にわたって授業は開講されます。個人の課題の締め切りの延長はチューターと相談し、15週を超える場合はコーディネーターの判断により決められます。延長において学生はAcademic Considerationを申請することになります。

10. 過去に取得した単位の認定はできますか?

TESOLプログラムの既得単位の認定については各コースの受講条件によります。
詳しくは公式出願窓口であるICCにお問合せ下さい。

11. 現在、TESOL専門ではありませんが他大学で教育学修士課程を専攻中です。TESOLの科目をいくつか履修することは出来ますか?

履修については、現在在籍している大学が他校での科目履修をどのように定めているかによります。希望者は各自の大学のコースコーディネーターに手続きについて確認する必要があります。当大学での手続きについては、以下のサイトにて案内しています。
www.uow.edu.au/student/forms

12. 通信教育で博士課程の専攻はできますか?

通信教育の学生の多くが博士課程に進学します。当大学では通信での博士研究コースはありませんが、多くの学生は研究やデータ収集をオーストラリア国外で行っています。
詳細はこちらをご参照下さい。

13. オンキャンパス、通信教育、オンライン、フレキシブル。それぞれの履修方法の違いを教えてください。

オンキャンパスはいわゆる全日制で大学で講義やゼミに出席する必要がある履修体系のことです。通信教育はキャンパスでの受講など出席の必要がなく、オンラインなどの授業やDVD等副教材を使って単位を取得します。
オンラインというのは、一部の科目が大学での講義形式ではなく、オンラインでのみ開講されている授業を受講することで、オンキャンパス、通信教育どちらの学生でも履修が可能です。
また、フレキシブルとはオンキャンパスの受講生がオンラインなどの授業もミックスして履修できるシステムのことを指します。

14. 通信教育の学生は図書館のどのような教材や文献、設備を利用することが出来ますか?

通信教育の学生もすべてのリソースを活用することができますが、オーストラリア国内かどうかによって利用できる範囲が異なります。
詳細は大学図書館のウェブサイトをご参照下さい。

15. 通信教育の場合、教育実習はどこでどのように行うのでしょうか?

教育実習は世界中どこでもできますが、Methodology in Second Language teachingとほかの実践的な教育科目を履修してから行うようにします。通常学生は自分で研修先を探します。それから、大学がその研修先とスーパービジョンについての調整を行います。もちろん大学が研修先を紹介することも可能です。現在の勤務先で実習を行うことも出来ますが、事前にTESOLのスーパービジョンの基準を満たしているかどうか審査する必要があります。勤務先にTESOL認定のスーパーバイザーがいない場合は、チューターがメールや動画/音声記録を利用してその代わりとなります。

16. 学期が始まってから受講することはできますか?

はい。期限は決められていますが、通信教育の場合でも、科目の追加や取り消しの手続きをすることができます。2学期目以降の学生はSOLSを通じて、コース開始後2週間まで受講手続きをすることが出来ます。

17. 通信教育の学生はウーロンゴンに行かなくてはいけませんか?

いいえ、通信教育の学生はキャンパスへの出席の必要はありません。教育学部の通信教育プログラムの科目はすべて、キャンパスでの授業に出席せずに受講できます。TESOL通信教育では、”Moodle”と呼ばれるシステムを利用して、文献を閲覧したり、他の学生と話をしたり、 チューターやコーディネーターと連絡を取ることが出来ます。

Moodleとは?
ウーロンゴン大学の通信教育のコースでは、インターネットを介して受講することができる科目があります。
資料などをダウンロードするだけではなく、履修科目の担当教員や他の学生とのコミュニケーションなど双方向からのアクセスが可能なシステムが”Moodle”です。
Moodleを使って、受講をするには、まず科目登録をし、その科目がMoodleに対応しているかどうかを確認します。対応科目であれば、通常は登録から48時間ほどで、Moodleにログインできる様になります。ログインにはウーロンゴン大学emailのアクセス情報が必要となります。

18. 卒業式はいつですか?通信教育の学生も卒業式に参加しなくてはなりませんか?

卒業式は毎年5月と10月に開催されます。卒業認定のための締切は通常式の二ヶ月前までです。卒業式や卒業認定のための詳細については以下のページをご覧下さい。

https://www.uow.edu.au/student/graduation/

通信制の学生は式典に参加する必要はありません。もちろん参加希望の方は歓迎します。出席しない場合は、オンラインで欠席の申請をすれば、修了認定書等をSOLSのアドレスに送ります。

19. 卒業の申請はどのようにすればよいですか?

こちらをご参照下さい。

20. 卒業式まで期間が数ヶ月ある場合に、コース修了の証明が必要なときはどのようにすればよいでしょうか?

このようなことは就職活動を行う際によくあります。すべての科目を修了して卒業資格があることを証明する書類を用意します。
学位の証明が必要な応募をする場合はProgram Coordinatorまでお問合せ下さい。

21. それぞれのコースへの入学資格はなんですか?

どのコースも英語での受講となるため、IELTS6.5(各セクション6.0)以上、TOEFL iBTでは86 (Reading and Writing: 18, Listening and Speaking 17) 以上の英語力を証明できるスコア表が必要です。また、コースにより、英語教員資格が必要なもの、また教員経験がある方向けのものなど、入学条件は様々です。
詳しくはこちらをご確認下さい

22. オーストラリアで教える教員資格は取得出来ますか?

Master of Education (TESOL)をはじめ、TESOLを学ぶコースはオーストラリアで教員となるための資格ではありません。(教員として、オーストラリアで働くには、別のコース履修が必要となります)TESOLは英語教授法ですので、教員として、英語を教える時に必要な知識を蓄えるのに最適のコースと言えるでしょう。

23. 通信教育で受講していましたが、実際にウーロンゴン大学に留学してコースを履修したくなりました。どうすればよいでしょうか?

オーストラリアに留学をするには、学生ビザを取得するなど、通信教育では必要が無かった手続きが必要になります。そのため、オーストラリア政府が定めるビザの規定を満たす必要があります。留学をして履修する必要がある科目数がどのくらいあるのかによって、変更することが出来るかどうかが決まってきます。希望される場合には、一度ご相談下さい。

24. 英語力がありません。事前に英語の研修を受けることは出来ますか?

通信教育で受講する場合には、ウーロンゴン大学付属の英語学校等で英語研修を受けることが出来ません。そのため、コース開始前にIELTSやTOEFLといった英語試験のスコアで条件をクリアする必要があります。英語の研修を付けて勉強を希望する場合には、研修と講座の一部をオーストラリアで受講し、残りの単位を日本で受講することもできます。ご希望される場合には、一度ご相談下さい。

25. 教材はどうやって入手すればよいのでしょう?

通信教育で受講する場合、原則、SOLSというシステムを経由して履修登録した科目毎に使用する教材を入手します。こうして配布される教材は全て受講料の中に含まれているため、教材費として別途支払う必要がありません。